サラリーマンのe-Tax | スマホ申告ってどうなの?

  (Jimmyblog-No.0128)

還付申告は、もうできる

「確定申告って、医療費控除とか住宅ローン控除1年目とか、副業して儲かった時にするもので、期間は2/16~3/15」と思い込んでいませんか?

計算の結果、税金を納めなければならない申告ならそうですが、還付申告(サラリーマンや個人の専門職などで、給与や報酬等からすでに天引き(源泉徴収)されている所得税が多すぎた時、申告すれば還付される)であれば、少し早めに1/1~申告書を提出できます。
つまりもうすでに提出できます。

スマホ申告はどうなのか

巷では「e-Tax!e-Tax!スマホ申告!」と盛んに言われていますが、さて、本当にスマホでサクッと送信までうまくできるのでしょうか?

サラリーマン(給与所得者)でちょこっと副業(雑所得/業務)をして、医療費控除ありの人が初めてスマホ申告する(スマホは使い慣れていて、マイナンバーカードあり、マイナポータルアプリも入れている)と仮定して、スマホ申告の使い心地を試してみました。
その感想は・・・・

パソコン申告よりわかりやすいカモ

まず入口は“スマホ申告”などで検索して確定申告書作成コーナーから作成開始し、画面の質問や指示に従って操作していけばよく、画面によってはパソコンよりもシンプルでわかりやすくなっています。

ただし途中で、どのように入力すればよいか等、微妙に迷うところがあるかもしれません。入力必須項目なのかがパッと見、わからないことが多いので、そのような時には、とりあえずよくわからないところは飛ばして(入力せず)進んでみて、エラーになったら戻って入力して先へ進む、くらいの感じでよいと思います。
(あまり考えすぎると申告までたどり着けないかもしれないため)

医療費控除のポイント

e-Taxのメリットの1つは、ほとんどの場合、証明書類の添付を省略できることです。
医療費控除について言えば、医療費通知(「医療費のお知らせ」など)や領収書を別途郵送したりしなくて済むことです。

よって、スマホ申告のメニュ―の
・合計額のみ入力(別途作成した明細書を提出)
を選択してしまうとメリットがなくなるので、それは選ばないよう注意が必要です。
そちらでなく、
医療費通知や領収書から入力
を選んだとしても(と言うかこちらを選ぶべき)、医療費通知からは記載内容を1つ1つ入力する必要はなく、合計額を入力すればOKです。

うまくいけば、とってもラク

スマホ申告しようかな!?と思ったら、スマホの機種確認やマイナンバーカード、マイナポータル関係の準備が必要で、暗証番号などもわかっていなければなりません。
そのあたりが問題なければ、還付申告だけでなく、事業所得の青色申告などであっても、スマホ申告は思ったよりも簡単でラクにできる可能性があります。

一度スマホから、確定申告書作成コーナーを覗いて見るのもよいかもしれません。



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