サラリーマンの税金 | 年末調整でいつのまにか完了する無痛分娩システム

(Jimmyblog-No.0013)

年末調整とは何の税金を計算しているのか?

毎年11月頃に会社から3枚くらい用紙を渡されて、記入して出しておけば自動的に年末に税金が戻ってきてちょっと嬉しい・・・忙しく仕事をしているサラリーマンにとって、税金とはこういうイメージかもしれません。では、この税金って何税なのでしょうか?

年末調整で戻ってくるのは所得税

12月or1月に還付されるのは国へ納める所得税で、その年の所得税は年末調整で必要な精算がされ完結します(税率は5%~45%の超過累進税率)。

住民税はまだ1円も納めていない

給与にかかる税金にはもうひとつ住民税があります。住民税は、住んでいる市と県へ納める税金です(税率は10%の定率)。この住民税は、いつどうやって支払っているのでしょうか?わかりにくいのは、その年の住民税は年末時点ではまだ1円も納めていないということです。住民税は、翌年の6月あたりから分割で納付します。納付方法は複数あります。給与天引きの場合は、納付している意識はほとんどないと思います。

確定申告しない年は無痛分娩システム

ローンで家を買った、入院手術をしたなどの特別な出来事があった年以外は、原則知らないうちに所得税も住民税も、ちゃんと支払わざるを得ない『無痛分娩システム』になっているとも言えます。

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